作り方ガイド
Vappaでは、AIと会話するだけでスマホ用のミニゲームが作れます。プログラミングの知識は要りません。このページでは、作り始めてから公開するまでの流れと、思い通りの面白いゲームにするためのコツを、実際の例を交えて説明します。
1. 作るまでの流れ
ゲームづくりは、大きく分けて5つのステップです。1本作るのにかかる時間は、相談に1〜3分、AIが組み立てるのに1〜2分ほどです。
- ログインする:作るにはGoogleアカウントでのログインが必要です。新しくパスワードを作る必要はありません。遊ぶだけならログインは要りません。
- 「作る」タブで「+ 新規作成」を押す:白紙の状態から、AIとの会話が始まります。「よけるゲーム」「お寿司をキャッチするゲーム」のように、ひとことで大丈夫です。
- AIの質問に答える:AIが「操作はどうする?」「ランキングに載せる点数は何にする?」「どんな要素で盛り上げる?」などを1つずつ聞いてきます。選択肢をタップするか、自由に文章で答えます。
- プレビューで遊ぶ:準備ができたら「作り始める」を押すと、AIがゲームを組み立てます。完成したらその場で試しに遊べます。
- 一時保存 または 公開:公開すると、ほかの人の「遊ぶ」画面に並び、ランキングで競えるようになります。下書きとして保存して、あとで続きを作ることもできます。
作れる本数には1日あたりの上限があります(1人1日5本まで)。AIでゲームを組み立てるには費用がかかるため、たくさんの方に公平に使っていただくための上限です。日本時間の深夜0時にリセットされます。
2. AIとの相談のコツ
AIは、あなたの頭の中にあるイメージを、質問を重ねながら具体的な「設計書」にまとめていきます。ここで具体的に答えるほど、思い通りのゲームになります。
最初のひとことは、遊びの中心をはっきりと
「楽しいゲーム」より、「落ちてくる隕石を指で動かしてよけるゲーム」のほうが、AIは迷わずに済みます。誰が・何を・どうするゲームなのかを、ひとことで言えると理想的です。
あいまい:かっこいいゲームを作って
伝わる:宇宙船をドラッグで左右に動かして、上から降ってくる隕石をよけ続けるゲーム。長く生き残るほど高得点
ランキングに載る「点数」を決める
Vappaのゲームは、すべて点数でランキングを競います。そのため、AIは必ず「何を点数にするか」を確認します。「倒した数」「生き残った秒数」「集めたコインの数」などが代表的です。点数は高いほど良い形にします。たとえば「速くゴールするほど良い」ゲームなら、「残りタイム×10点」のように、高いほど良い数字に置き換えます。
選択肢は「たたき台」
AIが出す選択肢は、あくまで考えるきっかけです。どれもしっくりこなければ、自分の言葉で答えて構いません。「2番目のやつで、でも敵はもっと遅く」のような答え方もできます。
迷ったら「おまかせ」
細かいことを決めるのが面倒なときは、「おまかせ」と答えると、AIがそのゲームに合った内容を選んでくれます。まず一度作ってみて、遊んでから直していくのもおすすめの進め方です。
素材(絵文字・画像)を使う
チャット画面の「🎨 素材をえらぶ」から、キャラクターや敵に使う絵文字を選んで伝えられます。手持ちの画像を素材として渡すこともできます。ただし、他人が描いたイラストや、アニメ・ゲームのキャラクターなど、権利のある画像は使わないでください(投稿ガイドライン)。
3. ゲームを面白くする「盛り要素」
「よけるだけ」「叩くだけ」のゲームは、すぐに作れる反面、数回遊ぶと飽きやすくなります。Vappaで遊ばれ続けているゲームの多くには、中心の遊びに加えて、次の4種類の「盛り要素」が入っています。AIも相談の途中で必ずこの点を聞いてきます。
| 種類 | どういうものか | 例 |
| 敵・障害物の種類 | 同じ見た目・同じ動きのものばかりにせず、性格の違うものを混ぜる | 速いけど弱い敵/遅いけど硬い敵/ジグザグに動く敵/叩くと減点になる爆弾 |
| アイテム | 取ると得をするもの。ピンチを助けたり、一発逆転のチャンスになったりする | ライフ回復/一定時間の無敵/3方向に撃てる/動きがゆっくりになる時計 |
| 展開 | 時間や点数で、ゲームの状況が変わる仕掛け | 数ウェーブごとのボス戦/終盤のフィーバータイム/背景が昼→夕方→夜に変わる |
| コンボ・演出 | うまくいった時の気持ちよさや、ピンチの緊張感を大きくする | 続けて成功すると得点が2倍・3倍/ボス登場前の「WARNING」表示/残りライフ1で画面のふちが赤く点滅 |
運営で同じゲームを「盛り要素なし」と「盛り要素あり」で作り比べたところ、遊んだ感想は大きく変わりました。たとえば「もぐらたたき」に、金色のモグラ(高得点)、2回叩かないと倒れないヘルメットのモグラ、終盤のフィーバータイム、コンボの4つを足しただけで、「すぐ飽きる」ゲームが「何度も遊びたくなる」ゲームになりました。
ポイントは、1つのゲームに3〜4個くらいがちょうど良いことです。多すぎるとごちゃごちゃして、どこが面白いのか分かりにくくなります。また、追加する要素には「見た目」「効果」「出てくる頻度」まで決めておくと、AIが迷わず作れます。
例:シューティングに足す盛り要素
・ジグザグに動く敵👻(倒すと20点)
・3発当てないと倒れない硬い敵🤖(30点)
・倒した敵がたまに落とす電池🔋:取ると8秒間、弾が3方向に出る
・3ウェーブごとにボス:大きく、HPバー付きで、弾を撃ってくる。登場前に「WARNING」を点滅表示
4. 設計書の書き方
相談が終わると、AIは会話の内容を「設計書」にまとめ、それをもとにゲームを組み立てます。マイページの「作る前に設計書を確認する」をオンにすると、組み立てる前に設計書を自分で読んで書き直せます。慣れてきたら、こちらを使うと細かいところまで思い通りにできます。
設計書は、次の項目でできています。
| 項目 | 書くこと |
| ゲーム概要 | どんなゲームかを1〜2文で |
| 操作方法 | タップ・ドラッグ・長押しなど、指で何をするか。スマホで遊ぶ前提で具体的に |
| コアメカニクス | 何がどう動いて、何をすると何が起きるか。ゲームの中心のルール |
| 盛り要素 | 敵の種類・アイテム・展開・コンボや演出。見た目・効果・頻度まで |
| 難易度の進行 | 時間や点数が進むと、どう難しくなるか |
| スコア定義 | ランキングに載る数字。高いほど良い形で |
| 終了条件 | 何が起きたらゲームオーバーか(時間切れ、ライフ0など) |
| 見た目・テーマ | 背景の色、雰囲気、キャラクターに使う絵文字など |
| 特殊ルール・こだわり | どうしても入れたいこと。ここに書いたことは必ず反映されます |
書くときのコツ
- 数字で書く:「たまに出る」より「10回に1回くらい出る」、「すぐ引っ込む」より「約1秒で引っ込む」のほうが、狙い通りの手触りになります。
- 終わり方を必ず決める:終了条件が無いと、いつまでも終わらないゲームになり、ランキングに点数が載りません。「30秒で終了」「ライフ3つ」などを入れましょう。
- 1画面で完結させる:Vappaのゲームは、縦長のスマホ画面1枚で遊ぶ形です。横に長いステージを進むゲームや、何画面もメニューがあるゲームは、うまく作れないことがあります。
- 操作は1種類か2種類に:タップとドラッグと長押しを全部使うような操作は、遊ぶ人が覚えきれません。シンプルな操作に、盛り要素で深みを足すのがおすすめです。
設計書の例(コインあつめ)
■ゲーム概要
画面を泳ぎ回るコインをタップで集めまくる30秒のスコアアタック。宝箱・爆弾・時計の特殊コインと、コンボ倍率がある。
■操作方法
コインを直接タップ。
■コアメカニクス
コイン🪙が画面内をふわふわ動き回る(常に3〜5枚)。タップすると+1点で消え、別の場所に新しいコインが湧く。
■盛り要素
・虹コイン🌈:小さく速い。+5点
・宝箱🎁:3回タップで開いて+10点
・爆弾💣:タップすると-3点、画面が揺れる。0点より下にはならない
・時計⏰:タップすると3秒間すべての動きがゆっくりになる
・0.8秒以内に続けて取るとコンボ。5コンボで×2、10コンボで×3
■難易度の進行
残り10秒からコインの動きが速くなる。
■スコア定義
集めたコインの合計点(コンボ倍率込み)。高いほど良い。
■終了条件
30秒経過で終了。
■見た目・テーマ
明るい空色の背景に雲。タップ時にコインがはじけるエフェクト。
5. できたゲームを直す
プレビューで遊んでみて、気になるところがあれば、チャットでそのまま伝えてください。AIは今のゲームの中身を読んだうえで直します。
・敵の動きをもう少し遅くして
・最初の10秒は簡単にして、後半から難しくして
・爆弾をもっと目立つ色にして
・ゲームオーバーの時に、どこで失敗したか分かるようにして
直すときは、1回に1〜2か所を伝えるのがコツです。一度にたくさん頼むと、直したい所以外まで変わってしまうことがあります。また、「なんか違う」より「ジャンプが高すぎて、敵が簡単すぎる」のように、何がどう違うのかを伝えると、狙い通りに直りやすくなります。
ゲームの仕組みについて質問することもできます。「点数はどうやって計算してる?」「敵はどのくらいの間隔で出てくる?」と聞くと、AIが中身を読んで答えてくれます。
6. 公開する・遊んでもらう
- サムネイル・カテゴリ・タイトル・説明を決めて「公開する」を押すと、みんなの「遊ぶ」画面に並びます。カテゴリは「アクション」「パズル」「シューティング」「反射神経」「よける」「タイミング」「記憶」「レース」「その他」から選びます。
- 説明文には、遊び方やコツを一言書いておくと、初めての人も迷わず遊べます。
- ランキング:公開したゲームには自動でランキングが付きます。自分の作ったゲームでも、ほかの人と同じ条件で競います。
- 挑戦状:ゲームオーバー後の画面から、自分の点数を添えたリンクを友だちに送れます。受け取った人には「◯◯さんの挑戦:120点。抜ける?」と表示され、勝ち負けが分かります。
- あとから直す:公開したあとも、マイページの「作ったゲーム」から開いて、チャットで直して上書きできます。
公開する前に、投稿ガイドラインを一度お読みください。ほかの人が嫌な気持ちになる内容や、他人の権利を侵害する内容は公開できません。
7. うまくいかない時は
- 「時間がかかりすぎた」と表示された
- 混み合っている時間帯や、とても複雑なゲームのときに起こります。もう一度「作る」を押すと、たいてい通ります。それでもだめなら、盛り要素を少し減らしてみてください。
- できたゲームが動かない、画面が真っ黒
- チャットで「画面が真っ黒で動かない」「スタートを押しても始まらない」と、起きていることをそのまま伝えてください。AIが原因を探して直します。
- 頼んだ要素が入っていない
- 「金色のモグラが出てこない」のように、入っていないものを名指しで伝えると、追加してくれます。設計書を確認する設定にして、最初から書いておくのも確実です。
- 難しすぎる・簡単すぎる
- 「最初の30秒は今の半分の速さにして」のように、数字を入れて伝えると調整しやすくなります。
ほかにも困ったことがあれば、よくある質問もご覧ください。
8. Vappaの裏側(ゲームができる仕組み)
Vappaでゲームができるまでには、裏側で次のことが起きています。
- 相談役のAIが、あなたとの会話を担当します。ゲームのアイデアを、遊び方・点数・盛り要素の順に聞き出していきます。
- 相談が終わると、設計担当のAIが会話の記録を読み、あいまいなところを補いながら設計書にまとめます。
- 組み立て担当のAIが設計書を読み、ゲームのプログラムを書きます。Vappaには、画面の大きさの調整、スタート画面、ゲームオーバー画面、点数の表示、ランキングへの記録といった、どのゲームにも共通する部分があらかじめ用意されています。AIはそのゲームならではの部分(キャラクターの動き、当たり判定、点数の計算など)だけを書くので、短い時間で安定したゲームができます。
- できあがったゲームは、自動のテストプレイで、起動するか・エラーが出ないかを確かめてからお届けしています。
安全のための仕組み
ユーザーが作ったゲームは、ほかのページから切り離された「隔離された箱」の中で動きます。ゲームの中から、外部のサイトと通信したり、あなたの端末の情報やログイン情報を読み取ったりすることはできません。ゲームとVappa本体がやりとりできるのは、「ゲームが始まった」「ゲームオーバーになった・点数は◯点」といった、決まった連絡だけです。そのため、知らない人の作ったゲームでも安心して遊べます。
使っているAIについて
Vappaは、ゲームの相談・設計・組み立てに、外部のAIサービスを利用しています。チャットに入力した内容は、ゲームを作るためにAIサービスへ送られます。名前や住所などの個人情報は、チャットに書かないでください。詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください。
最終更新:2026年10月3日